大連 達輝

現職:(株)akeru 代表取締役(創業者)

オルコネ就業年数:5年5ヵ月
人事/採用  採用プロジェクトリーダー

インタビュー・テキスト/広報担当 竹内

THEME.1

「任せてもらう」ということの意味

大連 僕はオルコネで5年5ヵ月勤め、コールセンター/法人営業と経験し、最終的に人事として新卒・中途採用を任されました。
入社直後に配属したコールセンターでは、毎月担当する業務や範囲が変わる環境でした。最後の1か月、絶対に目標を達成すべく、付箋に数字を書きました。1件成約になる度に付箋をめくっていったのはよい思い出です。しっかり達成しましたよ! その翌月から法人営業の部署に配属。徐々に担当範囲を増やしていっていただき、最大では、北信越のエリアを一人で管理していました。人事異動前の2年半、結果が出た時も、そうでなかった時もありましたが、この間、様々な立場や役割を経験させていただいたおかげで、自分は【人】が好きなんだと感じました。そんな想いをくみ取っていただいたのもあり、3年目に人事部に異動させていただきました。新卒採用・中途採用・広報を兼任し、多方面でバリバリ仕事をし、年間約1,000人の学生と関わる新卒採用と、年間50人の採用を行った中途採用業務など、担当役員の下で多くの経験と実績を積みました。

入社当初からゆくゆくは独立したいと考えていましたが、人事として働いた経験があったからこそ、人材系の分野での独立を決め、2015年に独立し、LinkMaker(リンクメーカー)という会社をつくりました。
主に県内企業の採用企画の立案・実施やインターンシップ構築などを行ったり、行政や大学の学生に関する事業を請け負わせていただいています。2019年5月に社名を(株)akeruへ変更しました。この前後で4人の社員が入社し、今変革期を迎えています。また、同5月に発表されたインターンシップアワードでは、自分が携わった富山県の企業のインターンシップが受賞するなど、嬉しい出来事もありました。

竹内 なるほど!入社してから約2年間はいろんな役割を任せてもらい、その時々で自分の仕事を全うしてこられたのですね!その成果をかってもらって、入社から2年半、25歳という若さで採用担当という責任のあるポジションまでもらったんですね。
ちなみに、採用担当という責任あるポジションに若くしてなることにプレッシャーはありましたか?

大連 プレッシャーしかなかったですよね(笑)
異動して1日目に「3週間後に1泊2日の内定式の企画やるけど、内容今から考えてー」ですよ・・・(笑)
無事にやり終わった直後は、正直、燃え尽き症候群になりそうでした。ですが、1,2日と時間が経つに連れて、自分の中で「やりきった自信」になっている感覚がありました。そこからは、「よろしく!」と言われた瞬間は無理難題だと思っても、任せてもらえることに感謝して、絶対に自分の成長につなげようと思い取り組んでいましたね!その思考は間違ってなかったと、今は心から思えます。

竹内 なるほど。「任せてもらえる」というワードは、THE“オルコネらしい”ですね。
年齢や性別に囚われず、成果を出した人材に「任せる」ことで、人材の役割と責任を拡げ、さらなる成長を促進させる。そしてその社員の成長が会社の成長につながる。
大連さんは、人事に移って約半年後にはプロジェクトリーダーという責任あるポジションを任され、更なる成長をされたのかと思いますが、今の仕事に大きく繋がっている「ポイント」などはありますか。

大連 そうですね、本当に多くの人にお会いできたことですね。採用のプロジェクトリーダーとして、社外の採用コンサルタントの方にお会いしたり、他企業の社長の方にお会いしたり。さらにはオールコネクトの面接や選考を受けてくださった方など、様々な人に出会いました。新卒中途問わず、希望職種・性別・年齢もばらばら、さらに十人十色のバックグラウンドを持った方を面接し、入社から見守ってきました。そのような経験を重ねていくことで、採用担当としての自分なりのポリシーを持つようになりました。
それは、その方が入社してオルコネでどういった経験をするのかの大切さです。ただ会社都合で採用するのではなく、その方の入社後の経験までイメージすることが求められました。なぜなら、人ひとりの人生が変わるわけです。責任重大ですよね。「任せてもらう」ということの意味は、仕事の内容だけじゃなくて、人の人生まで背負うということなんだと分かりました。この視点は今も変わらず大切にしています。だから僕も、教科書的な生き方じゃなくて、僕の生き方を人生における一つの選択肢として見てもらって、何か感じてもらいたいと思っています。

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THEME.2

上流から下流までに携わる大切さ

竹内 部下はいないけれどプロジェクトリーダーというポジションと伺っています。
ここもオルコネの独特な点ですよね。役割・責任・権限に応じて、部下がいなくてもポジションを与えられる。

大連 そうですね。リーダーといいつつ部下がいないわけですから、上流工程から下流工程まで、例えば採用方針や新規手法の検討といった上流工程から、資料印刷や実働といった下流工程まで、全てを一貫して自分で「やらなければいけない」。
敢えて「やらなければいけない」と言ったのは、”立場が人を成長させる”ということを伝えたかったからです。その時点の自分ではできないことでも、「やらなければいけない」状況だとやりますよね。そして結果、できることが増えます。僕の場合も同様で、「一貫してやらなければならない」状況だったことで、「一貫してできる(上流から下流までの流れを見れるようになった)」ということです。そのような経験と立場を与えてくれたことには、本当に感謝しています!

竹内 確かに、多くの会社では基本的に上司と部下で完全に上流工程と下流工程を分担していますよね。
例えば、僕がプレイヤーだったら上流工程で決まった方針について異を唱えることもできず、指示された下流工程の仕事をこなすしかない。といったように。

しかし、オルコネのように部下がいなくてもプロジェクトリーダーというポジションにいることで、形式だけのポジションではなく、伴った責任と権限が与えられているからこそ、できる仕事ですよね。
上流工程に携わることができるため責任と権限(仕事の幅)が広がりますし、物事を一貫して考え実行する力が身に付きますよね。

大連 そうですね!僕も採用面接だけじゃなくて、例えば採用サイトにどういう意図でどういった内容を載せるのか、写真はどういう構図で撮ったら良さが伝わるんじゃないか、など、接点を持つ一番最初の入り口から全て携われたのは、めちゃくちゃでかいです。方針を決めるところから実際にそれを実施するところまで、しっかりと若手を信じてワンストップで任せてくれる、オルコネならではだなぁと改めて思います。

THEME.3

不安を認めたうえで、先ずはやる。

竹内 創業当時から変わらない実力主義の考え方がわかりますね!
他に心に残っているオルコネのエピソードとかありますか。

大連 そうですね、「先ずはやる」という考えの本質を社長から聞いたときですね。ある時取材対応のために社長へ、「会社経営されていて、不安になることはありますか?」と聞いたんですね。そうしたら「あるけど、明日とか1年後の不安を考えても何にもならない。今は行動するべき時。行動し続けるしかない。」と、不安に感じていることを認めたうえで、そこに向き合い、感情論から行動論に変換されていました。先の不安を考えている暇があったら、「先ずはやる」という価値観です。

当時はめちゃくちゃ衝撃的でしたが、同じ経営者という立場になった今、同じことを感じています。不安に思わないことは短期的に見れば豊かかもしれませんが、新しいことへのチャレンジ、未知への挑戦ができていない証拠。知らないことをするからこそ不安になり、不安だからこそ考え、創ることができる。この出来事以降は、「不安は行動し続けることで解消される」ことを肝に銘じ、動きました。それを繰り返し、都度、プロジェクトをクリアしていきました。この価値観を会社員時代に身につけられたことは、財産ですね!

竹内 なるほど!
だから大連さんは次々に新しいことや奇抜なことを実行できるんですね。アイデア自体を考えることも難しいですが、考えたアイデアを実行するのも難しいじゃないですか。進めていくうちに障壁にぶち当たったり、不安になったり。でも、そんな不安を気にせず「先ずはやる」。
その結果が、今の笑顔や言葉の重みにつながっているのですね!

話は変わりまして、2019年は変革期ということですが今後の展望を教えてください。

大連 主に二つあります。
まず一つは、「地方でもできる新しい働き方を、自社の組織体制でもって実現していきたい」。今年、5人の仲間が加入しましたが、フルフレックス制を導入し、月2回の全社会議以外は働き方は自由にしています。そんな働き方で業績を伸ばしていって、福井でもそんな働き方ができる。それを証明していきたいですね。
もう一つは、若者に対する想いです。若者に各々が望む人生を送ってもらうための、ヒントやきっかけをつくり、大きく成長してほしいと思っています。昔から感じていたのは、大人が若者の可能性を奪っているなぁと。大人が「学生だから仕方ない。」とか「できるのは特別な人だけ。」という考えを伝えていたら、若者は「そうかもなぁ・・」と考えてしまいます。少しのきっかけやヒントがあれば、みんな考え、行動できる。僕と関わる若者が、10年後、20年後に、自らの人生を振り返った時に、「子供の時に理想としていた状態にいるなぁ」と感じてほしいと心から思っています!そのサポートを客観的な立場からしてきたいですね! これは、自分の使命だと思っています。

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最後に、オルコネに今後どうなってほしいですか?

大連 福井で優秀な人材をがんがん輩出してほしいですね。教科書的ではなく、自分の人生を自分事としてしっかり受け止め、考え、生きていく。愚痴を言わず「できる方法」を話し合える人間。
他人のやることに意識を向けすぎず、自分の今その時点でやるべきことに意識を向けられる人間。
僕がこれまで関わってきたオルコネの社員やOBOGは、ほとんどそんな方々です。
今後も、主体的に生きる人材を輩出していってほしいですね!それが僕にとっての優秀の定義です。
オルコネだけではなく、どこにいっても価値を発揮できる人間を。
まずは僕が、その先頭を走ります!

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